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2016年9月 1日 (木)

◆初夏のオーストリア  世界遺産を巡る旅◆ 帰国の途に ⑬

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美術史博物館の前で    サリエラ(黄金の塩入れ)に乗って~~

 

 

 

 

 

 

 

6/28     午後も 

王宮のブルク門を出て通りを渡れば、すぐ目の前にマリア・テレジア広場が~~。

広場の中央には女帝マリア・テレジアの大きな銅像が~

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女帝台座の下には有名な音楽家の彫像があり、さらに、その周りを馬にまたがる4人の臣下が囲んでいる。

 

 

 

 

 

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マリア・テレジアとは: (Maria Theresia, 1717年5月13日 - 1780年11月29日)神聖ローマ皇帝カール6世の娘で、ハプスブルク王朝の皇帝フランツ1世シュテファンの皇后にして共同統治者、オーストリア大公(在位:1740年 - 1780年)、ハンガリー女王(在位:同じ)、ボヘミア女王(在位:1740年 - 1741年、1743年 - 1780年)で、ハプスブルク君主国の領袖であり、実質的な「女帝」として知られる。
七年戦争で戦略的な外交を進める一方、国内では、税制改革、司法制度の見直し、医療制度の改善に取り組み、また他国に先駆けて小学校の義務教育制度を創設したり、奨学金制度を導入したりと、政治家としても活躍している。

多忙な政務をこなしながら、フランツとの間に男子5人、女子11人の16人の子供をなした。末娘でフランス王妃になったマリー・アントワネットの身を案じ、死の直前までフランス革命の発生を警告する手紙を送っていた。(右写真と説明はWikimedia参考

 

 

 

 

 

マリア・テレジアの銅像を中心に、公園の両側には全く同じ建物が向かい合って建てられている。二つの建物は双子のミュージアムで、アリア・テレジア像の右手が招くように指している方が美術史博物館で、左手側の方が自然史博物館である。

こちらは自然史博物館。

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19世紀に造られたネオ・ルネッサンス様式と呼ばれる建物で、これと全く同じ博物館が向かい側にも立っている。

 

 

 

 

 

 

ツアー一行は美術史博物館を見学する。  早速、中へ~~

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(左)博物館外壁の装飾    (右)丸い吹き抜けの先に、ドーム屋根の天井が見える。

 

 

 

 

建物自体が美術品~~

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上部壁面に描かれているのは画家グスタフ・クリムトの作品。

 

 

 

 

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館内に展示された絵画を見て回るが、一度は美術全集などで見たことのある名画がズラリ~~

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ブリューゲルやラファエロ、フェルメールなど、16~17世紀ごろに描かれた名画がたくさん。あまりに数が多いので、気に入った絵をゆっくり見ることに~。

 

 

 

 

絵画の展示室を一通り見終わた後、美術工芸展示室(Kunstkammer)を見学。

ここに有名な金細工の美術品が展示されている。

「サリエラ」黄金の塩入れ(ベンヴェヌート・チェッリーニ作)

サリエラは、2003年に美術史博物館から盗まれたが、2年半後に無事、国内の森の中で発見され、博物館に戻ってきた。事件当時、サリエラの推定価格が5000万€(約60億円)になるということで話題になった。(実用ではないと思うが、食卓用で横幅が約30㎝)

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絵画の展示された2階は写真撮影可だったが、美術工芸展示室は撮影不可。サリエラの写真はこちらから

博物館を出るときに撮影用のセットがあったけれど、よく見ると男女の位置が逆だったみたい。それに撮影するのも反対側からだったようだね~  ま、いいか~~┐(´-`)┌

 

 

 

 

博物館のドーム屋根の真下はカフェになっている。自然の光を採り入れ、落ち着いた深紅の色調が優雅な雰囲気を~

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二時間ほどの見学だったが、館内をすべて見て回ることはできない。速足で通り過ぎるところもあったが、できることならたっぷり時間をかけて鑑賞したい。

 

 

 

 

さて、ツアー一行での観光が終わり、午後は自由行動でオペラ座へ~~

オペラ座へ行く途中にブルク公園がある。そこにも銅像が~~

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左はモーツァルト像         右はゲーテ像

 

 

 

 

オペラ座はブルク公園のすぐ近くにある。この辺りは、昨日も歩いて場所を確認しておいたので迷うこともない。

ウィーンの国立オペラ座はパリ、ミラノと並ぶヨーロッパ三大オペラ劇場の一つで、1869年に、モーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』でこけら落としが行われた。マーラー、カラヤンなど、そうそうたる巨匠が指揮者に名を連ね、2010年までは小澤征爾が音楽監督を務めた。

オペラ座ガイドツアーのチケットを買う。パスポートを見せて年齢を言ったら、少しだけ割引になった。ガイドは英語、ドイツ語、フランス語、日本語のグループに分かれて見学する。20人ほどのグループを、日本語の達者な男性が案内してくれた。

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一階のエントランスホール

 

 

 

 

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いろいろな部屋を見て回り、最後に座席のある大ホールへ~~

写真右は大ホールの天井、パリのオペラ座と比べると少し質素な感じがした。(去年のパリオペラ座の見学

されど、音楽の都を象徴する歌劇場。重厚な造りの中に、優雅な装飾が至る所に~~。大きな舞台を見ていると、ウィンナーワルツに乗って踊る華やかな舞踏会の様子が目に浮かぶ。パリのオペラ座では、自由に見て回るだけだったが、ここでは日本語でいろいろと解説しながら案内してくれて、分かりやすく見学ができた。

 

 

 

午後4時  オペラ座の見学を終え、歩いてホテルへ向かう。この道も昨日、歩いたのと同じコース。途中のビラ・コルソというスーパーマーケットで買い物をしていく。カートの出し方など、わからないこともあったが、親切なお婆ちゃんが教えてくれた。Danke~! ワインのほかにもお土産のチョコやハーブソルトなどを購入。

ホテルへ戻って、手荷物の整理。長かった旅行も終わり、明日はいよいよ帰国の途へ着くことに~。ザルツブルグからウィーンまで、オーストリアの東側を一週間ほどかけて巡る旅だったが、時間がもっとあればなぁ~あんな所にも~、こんな所にも~~と思うもの。

 

さて、オーストリアで最後の夜の夕食は、ウィーンの人気レストランで、ツアーのこだわりディナー。ちょっとだけ服装も整えて~~  レストランはケンピンスキーホテルの中にあった。

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料理の色や盛り付けは上品で、味もよかったが、何か和食をイメージしたような料理が出たので、ちょっと期待外れ。やっぱり、『郷に入っては郷に従え』で、コテコテのオーストリア料理が食べたかったね~。

 

 

 

 

 

6/29    旅行中、天気には恵まれたな~ 今日も

午前中にウィーン国際空港へ~~。

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JALはウィーンへ乗り入れてないため、ここからフィンランドのヘルシンキ空港へ向かう。ヘルシンキまではエア・ベルリンの飛行機で移動。

午後2時40分 ヘルシンキに到着。 2時間半ほどのフライトだった。ここでJALの直行便に乗り換えるのだが、それまでに3時間ほどの待ち時間がある。ちょっと時間が無駄になる気もするが、ヨーロッパから日本までの長いフライトには、途中休憩が有りでいいかも~~。おまけに、もう一つの国へ旅行したと考えれば、得した気分に~~。

空港の売店でチーズを買ったり、マリメッコの店をのぞいたりして、ゆっくり休憩しながら過ごす。出発の1時間ほど前になって、ツアコンのHさんから携帯に電話が~~  話の中身は「プレミアムエコノミー席がディスカウントされているので、購入しますか?」ということだった。今回の旅行では、往きはプレエコノミーだったが、帰りはエコノミー席にしていた。€払いだと、円高のため、日本で予約するより40%ほどオフになる。これはお得かなと思い、席を取ってもらうことにした。

午後5時30分   ヘルシンキを出発。  帰国の途へ~~

約9時間後、無事に成田空港へ到着。

 

 

 

 

動画を二つ追加。

 

 

 

 

 

 

 

 
 

≪旅ブログ後記≫

昨年に続いて二度目のヨーロッパ旅行となった今回のオーストリアの旅。全日程が10日間でほぼオーストリアだけを見て回るというちょっと贅沢な旅行だった。そのため、パック旅行としては比較的、日程や見学時間にゆとりがあり、自由行動がとれるところも多かった。また、参加者が夫婦4組で合計8名だけという小グループだったので、まとまりが早く予定がスムーズに進んでいった。

国全体が世界遺産といえるほど、歴史的建築物や文化遺産があるオーストリア。現在、8か所が世界遺産に登録されているが、そのうちの5か所を今回の旅行で巡ることができたが、寺院や宮殿などの文化遺産だけでなく、オーストリアアルプスやヴァッハウ渓谷など、美しい自然の景観も素晴らしかった。

その中で、とくに心に残っているのは、フランツ・ヨーゼフ・ヘーエで偶然にも出会うことができた野生の動物たちだ。残雪に包まれた岩山で、突然、姿を現したシュタインボックの群れ、草地を何度も掘り返していたマーモットなど。絶景の山岳地で、貴重な生き物たちを目の当たりにしたときの感動を忘れることができない。

もちろん、教会や古城などオーストリアの文化的遺産に直接触れて、見学できたことも素晴らしい体験だった。ミラベル宮殿のコンサートやウィーン旧市街の散策など、オーストリアの文化や歴史を肌で感じられたことが心に残る思い出に。とくに、ウィーンとザルツブルク、ハルシュタットの3か所では2連泊したので、自分の好きなところを見て回ることができた。

旅行に出発する前には、『10日間の旅、ちょっと長すぎるな~?』と思っていたが、夢のように楽しい時間は、あっという間に過ぎ去ってしまう。ウィーンを発つ頃になると、あと一週間は旅を続けたいと思うようになっていた。『ドナウ川の船旅でスロバキアやハンガリーへ出るのもいいね~』『ヘルシンキへ立ち寄るならフィンランドの自然も見たいね~』などなど・・・  こんなことを考えながら帰路の飛行機に乗っていた。

さて、次はどこへ行こうか。    遠くの旅は元気なうちに~~

 


 

 


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